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+面の一覧+

 怨霊面とは怨霊を表現した面というより、”怨

の面"と”霊の面”と分けて考えるべきだろう。

”怨”とはすなわち怨み。嫉妬や怒りにとりつかれた

人間の、苦悩や醜悪さを表す。

 一方、実体がはっきりせず、肉体や精神が幽霊の

ような状態にあるのが”霊”だ。

 いずれも日常とかけ離れた精神状態だが、それは


 同時に羞恥も、体裁も取り払った人間の”生の魂の姿”ともいえるだろう。

  眼球に施された金具や金泥におどろおどろしい雰囲気を漂わせながらも、この

 種の面がどことなく悲しげな表情に見えるは、われわれの魂が本来、さびしいも

 のだからなのかもしれない。
              (写真:狐蛇、倉林 朗氏所蔵)

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 *ご注意

 使用する面は流派によって異なります。
 この面の一覧は金春流の能で使用される種類だけを
 取り上げています。

 ここに掲載した写真は倉林 朗さん、
 イノウエコーポレーションさん、
 坪井朝人さん、
 今西観雲さんなどのご好意により、
 使用許可を得て掲載しているもので、
 諸権利は上記の方に帰属しています。
 無断転載は固くお断りします。