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+面の一覧+

 素顔であることの不自然さゆえに、面を着ける必

然性も生じる。その端的なケースが異性であろう。

 生身の自分と違う性を演じるがゆえに、演者は頭

からつま先まで”男”を払拭しなければならない。

 能ならではの優美な世界(幽玄)が出現するのも

まさにそうした時間・空間においてである。

「女面」とは最大の変身を可能にする面なのだ。


  そこには清らかな乙女から麗しい成人女性、あるいは憂いを秘めた中年女

 性、そして最も難題といわれる老女まで、女の半生が網羅されている。

  成人男性では下あごが出てしまうわずか縦七寸という小さな面に、演者は己の

 魂を凝縮させて演じきる。
     (写真:若女、友安眉山氏:能面文化協会所蔵)

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 *ご注意

 使用する面は流派によって異なります。
 この面の一覧は金春流の能で使用される種類だけを
 取り上げています。

 ここに掲載した写真は倉林 朗さん、
 イノウエコーポレーションさん、
 能面文化協会さん、
 今西観雲さんなどのご好意により、
 使用許可を得て掲載しているもので、
 諸権利は上記の方に帰属しています。
 無断転載は固くお断りします。